院長の横顔

院長からご挨拶

片岡内科クリニックの診療スタイルの確立を目指して。

医師になり20年を機に平成15年4月に新規開院し、早いもので四年が過ぎました。
糖尿病・高脂血症・動脈硬化・甲状腺疾患等の専門分野にについて更に深く知見を得、診療に活かすこと。 内科全般の、より広い知識をその都度ブラッシュアップしていくこと。
安佐市民病院をはじめとする中核病院との病診連携を深め、安心感ある医療を提供すること。 そしてスタッフ一同が一丸となって同じ方向を向いたチーム医療ができること。こうしたことが、当座の当クリニックの目標でした。お蔭様で、片岡内科クリニックの診療スタイルを少しずつ築けているのではないかと思います。

ハード面でも、友の会である「かたくりの会」の創設、IT機器の度重なる増設、更には診療をよりスムーズに行うべくスタッフの増員も行ってきました。スタッフともども、よりよいクリニックを目指し一層のステップアップを図る所存です。
引き続いての皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

院長プロフィール

片岡内科クリニック院長 片岡伸久朗学生時代は卓球部に所属、その頃の広大医学部卓球部は史上最強の時代で当然イレギュラー。どちらかというと試合より宴会等で活躍。安佐北区には同部の出身者として狩留家医院の松山先生、むねの眼科の宗野先生、安佐市民病院には消化器内科の大越先生、循環器内科の加藤先生、神経内科の黒川先生、小児科の藤田先生、荒新先生といった先生方が、また共立病院の整形外科には市川先生がおられます。

広島大学医学部を卒業後、研修医を2年やり比婆郡の西城病院で2年働き、その後大学(広大第二内科)に2年間いた後3年間米国ワシントンD.C.の研究所にいました。(留学と言えばかっこいいが、本当に薄給で、しかも英語が、ちっとも上達せず散々な日々でしたが、)その後大学の医局に戻り、平成5年11月より安佐市民病院に勤務していました。現在は安佐北区に居を構え、妻一人、娘二人、犬一匹、という家族構成です。

糖尿病の診療について

一口に糖尿病といっても1型糖尿病・2型糖尿病・肝臓や膵臓その他の病気に付随して起こってきた糖尿病・妊娠糖尿病等があります。また糖尿病は始まったばかりで合併症の全くない方、糖尿病はひどくないのに動脈硬化がずいぶん進んでいる方、糖尿病性三大合併症すべてが出そろった方、他疾患の治療が主体となる方、高齢の方、若年の方等千差万別で、それぞれ治療の目的も手段も異なります。糖尿病はもちろん全身に合併症を起こしてくる可能性のある病気ですので我々の治療理念は「血糖値をみる」のではなく、「全身を診る」こと、「糖尿病をみる」のではなく、「糖尿病をもった患者さんを診る」ことにあります。

糖尿病診療で重要なものに合併症のチェックがあります。眼底は専門の眼科医に診療を依頼しています。神経障害、腎症のチェックももちろんですが、当院では糖尿病で起こりやすい動脈硬化の診療にも力を入れています。脳血管・心血管および足の血管について頚動脈エコー、運動負荷心電図、ABI(上肢・下肢血圧比)の測定などを用いて早期発見早期治療に努めています。また必要に応じて責任を持って、高度医療機関にご紹介致します。