糖尿病について
糖尿病の診療について
一ロに糖尿病といっても1型糖尿病、肝職や膵臓その他の病気に付随して起こってきた糖尿病・妊娠糖尿病等があります。また糖尿病は始まったばかりで合併症の全くない方、糖尿病はひどくないのに動脈硬化がずいぶん進んでいる方、糖尿病性三大合併症すべてが出そろった方、他疾患の治療が主体となる方、高齢の方、若年の方等千差万別で、それぞれ治療の目的も手段も異なります。糖尿病はもちろん全身に合併症を起こしてくる可能性のある病気ですので我々の治療理念は「血糖値をみる」のではなく、「全身を診る」こと、「糖尿病をみる」のではなく、「糖尿病をもった患者さんを診る」ことにあります。
糖尿病診療で重要なものに合併症のチェックがあります。眼底は専門の眼科医に診療を依頼しています。神経障害、腎症のチェックももちろんですが、当院では糖尿病で起こりやすい動脈硬化の診療にも力を入れています。脳血管・心血管および足の血管について頚動脈工コー、運動負荷心電図、ABI(上肢・下肢血圧比)の測定などを用いて早期発見早期治療に努めています。また必要に応じて責任を持って、高度医療機関にご紹介致します。
杉廣先生をお迎えして
僕(片岡)もすでに高齢者の仲間入りをしました。もちろん自分は年齢以上に若い、と心の中では思っていますが、これからさらに年齢を重ねるのは避けようのない事実です。今から70才、80才となっても今のままの診療スタイルを維持できるか、僕自身が検査や治療で入院など必要になった時にはどうするか、というところから物事はスタートしました。実際、突発性難聴も患いましたし、もうそろそろ白内障の手術なども必要になるかもしれません。僕に万一のことがあっても患者さんに迷惑をかけなくてすむよう、平生からどなたか力のある先生と一緒に診療を行っておく必要があるものと考えました。そこで白羽の矢が立ったのが杉廣先生です。杉廣先生は、医師紹介の 欄にありますように、ご自身が11才時に1型糖尿病を発症され、それからずっとインスリン治療を行っておられます。当院の患者さんの会でもご講演いただいたので、多くの患者さんもご存じかと思いますが、インスリン治療を含めて糖尿病診療に関しては誰にも引けを取らないDr.です。そして糖尿病以外でも診療経験の豊富なことから、パートナーとしてうってつけの先生と考えました。
というわけで、2022年4月から常時2診体制となっておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
